2019-01-01から1年間の記事一覧
今年度25冊目の読了本はこちら。 「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー/ブレイディみかこ」 よく行く近くの書店で、平積みにされ、猛プッシュされてたのと、 何だか目が離せない表紙も相まって、購入を決めた。 帯の一番下の「ノンフィクション」の…
夏休みに入って、研修が続いている。 中には、悉皆で内容的にも、 「うーん、これどうなの?」と 思ってしまいそうになるものも、 正直ある。 でも、そこはきっと受ける側のスタンス次第だと 強く自分に言い聞かせる。 前田さんの「メモの魔力」を以前読んで…
危ない危ない。 すっかり忘れてた。 あん時、飲んでた勢いもあったからなあ。 7月の終了まであと二日。 いやー、ぎりぎりでしたー。 やっぱりなんかあれやこれやとかんがえてしまった。 なんてったって、人生初作詞。 何でそんなことをするに至ったかは、こ…
本年度24冊目の読了本はこちら。 「教えない授業 美術館発、「正解のない問い」に挑む力の育て方/鈴木有紀」 著者の鈴木有紀さんは、 愛媛県美術館の学芸員。 美術館の教育普及を担当し、 館内外で対話型鑑賞の普及に努める。 読み出して、まず、ある本との…
映画「アルキメデスの大戦」を見てきた。 原作は、同名のヤングマガジン掲載中のマンガだそうだが、 原作は読んでいない。 奥さんが、「見に行きたい」ということで見に行くことにした。 私自身も、菅田将暉が主演だったので、見てみたいなと思っていた。 朝…
今年度23冊目の読了本はこちら。 「罪の声/塩田武士」 ハードカバーで新刊が発売された時、 ずいぶんセンセーショナルに取り上げられていた記憶がある。 2020年には、星野源と小栗旬のダブル主演で映画化も決定している。 今回文庫化されるにあたって、購入…
夏休みが始まって今日で一週間が経つ。 とか、冷静に書き綴っていられるほどの余裕がない。 まあ、もういつものことだから、 その余裕のなさに慣れてしまって、一周回って冷静だとも言える。 きっと今年の夏休みも、「夏休みだなあ!」とじっくり味わうこと…
今年度22冊目の読了本はこちら。 「シーソーモンスター/伊坂幸太郎」 大好きな伊坂さんの作品。 これ読んでる間に、最新作「クジラアタマの王様」が出版され、 すでに購入済み。 だからというわけでもないが、 「早く読んでしまわねば!」と少し急ぎ足で読ん…
先日、映画「天気の子」を観に行った。 「君の名は」を公開後、すぐに観に行ったのが懐かしい。 あの時は、大好きなRADWIMPSが劇判を担当することがわかり、 そこから興味を持った。 そして、RADWIMPSのアルバム「君の名は」を聴き込み、 小説「君の名は」を…
19日で1学期が終了した。 いつもそうだが、「終わってみればあっという間」だ。 そのただ中にいるときは、そう感じる余裕すらないのだけれど、 終わってみると、何とも呆気ないというか。 今学期は、宿泊学習だったり、 10連休による授業時数の確保だったり…
いやー、うれしい。 誕生日もうれしいけど、こっちもうれしい。 積み重ねてきた分、こっちの方が、 自分個人としての喜びは大きいかもしれない。 もう4か月前になるのか…。 こんな記事を書いた。 yamanyo.hatenablog.jp はい、本日を持ちまして、無事記事総…
今日36歳になった。 この世界に生れ落ちて、もう36年も生きてきたんだと思うと、 感慨深い。これをエモいというのか。 ちがうか。 いつものように、7時過ぎに職場に到着する。 時間の経過とともにぽつぽつ出勤し始める先生たち。 もちろん、誰も私の誕生日を…
先週の週末、奥さんと夕食を食べに出かけた帰り道、 まだ家に帰るのが、なんだかもったいなくて、 「カラオケ行こー!!」と奥さんを誘った。 しかし、奥さんの反応は、鈍い。 あー、これはあかんやつや。 見たらわかるあかんやつや。 カラオケと言っても、…
「先生、先生~!この中から5枚選んで~!」 休み時間、一人の男子と女子が私のところへやってきた。 女の子の手には、折り紙で作ったらしい箱があり、 その中には、スシローのすしネタのマグロくらいの大きさの折り紙が、 無数に入っている。 どうやら、そ…
本年度21冊目の読了本はこちら。 「Appleのデジタル教育/ジョン・カウチ ジェイソン・タウン」 前回の読了本「『学校』をつくり直す」との共通点が非常に多く、 基本的に、アメリカの教育の話ではあるのだが、 アメリカの教育が抱える問題も、今の日本の教育…
今年度20冊目の読了はこちら。 「『学校』をつくり直す/苫野一徳」 著者の苫野さんのことは、Twitterで知った。 フォローしている教育系アカウントでのリツイートやイイねで ちょくちょくタイムライン上にお名前が挙がってきていたからだ。 流れてくるツイー…
しばらく読書記録の方が滞っていた。 本年度19冊目の読了はこちら。 「NEUROHACKS UCLA医学部教授が教える科学的に証明された究極の『なし遂げる力』/ショーン・ヤング」 仕事でもプライベートでも、人にはそれぞれ「成し遂げたい何か」がある。 もちろん、…
先日の給食時間のこと。 当番がせわしなく配膳をしている。 それを手伝う子たちもせっせと動いている。 そんな時、一人の女の子が「先生、先生!」と 慌てた様子で駆け寄ってくる。 その様子から、何か大きなトラブルでも起きたのかと身構えた。 そして、彼…
国語で新しい単元に入った。 1学期最後の単元だ。 好きな本を一冊紹介する。 どうやって? 今回は、POPを作ることにした。 けれど、ただ作るだけじゃ面白くない。 子どもたちもモチベーションが上がらないだろう。 学校図書館司書さんと相談して、 作ったPOP…
先日の昼休み、教室にピザが届いた。 こんなやつ 当然、本物が届くわけもない。 これは、子どもたちのいたずらだ。 どこからこんな箱を見つけてきてん。 そう思ってよくよく見てみると、 この箱、前に給食で出たわらび餅のデザートの箱やん!! よく取ってお…
この前の金曜日、前の職場で一緒だった先輩・後輩合わせて4人で飲んだ。 それぞれ忙しくて、前ほど頻繁に集まれるわけではないけれど、 それでも、年に何回かはだれからともなく連絡を取り合い、 飲みに行く。 こういう関係が続いていることがありがたく、 …
今年のクラスがスタートして、3か月。 あと1か月もしないうちに、夏休みに突入だ。 4月がスタートしたころに比べると、 ずいぶん、「自分たちの」クラスだという意識が育ってきたように思う。 あちこちで、勝手に「〇〇グランプリ」なんてものを企画し、 休…
国語の授業だった。 子どもがインタビュアーで、私は、インタビューされる側。 横には、記録者がいて、私たち3人を取り囲むように、 クラスのみんなが様子を見守る。 インタビュアーの質問は、全部で5つ。 これは、子どもたちが今後行う言語活動のモデル。 …
空き時間に職員室で仕事をしていた。 その時、「失礼します」という声と共に、ドアの空く音がし、 そちらを見ると、そこには、クラスの男の子が立っていた。 瞬間、私と目が合う。はっきりと合う。 時間にして一秒にも満たなかったが、 なぜだかもっと長い間…
前回の記事の続き。 yamanyo.hatenablog.jp 昨日、気合を入れて、便せんに向かい、 Aくんのお父さんとお母さんへ、そしてAくんへ、 お手紙のお返事を書いた。 頭の中に、「こう書こう!」というシナリオがあったわけではない。 ただ、あの熱いお手紙にあてら…
小学生にして、ライブに連れて行ってもらいまくり、 およそ小学生とは思えないコアな曲を口ずさむ他学年のAくん。 yamanyo.hatenablog.jp 彼に、手紙を書いたことがきっかけで、Aくんのお母さんが手紙をくれた。 yamanyo.hatenablog.jp お母さんからの手紙に…
放課後、ベテランの先生とクラスのことで珍しく話し込んだ。 で、話していると、ポケットの中のスマホが、ブーブーと振動している。 「ああ、奥さんからかな。」 そう思ったが、もちろんベテラン先生の話をさえぎって、 スマホを見るなど、気が引けてできな…
宿泊学習から帰ってきたその日、 飲み会に出かけた。 話は2週間前に遡る。 その日、仕事を終えて、帰宅し、スマホでLINEを開くと、 画面左上の鐘マークに「①」と赤いマークがついていた。 普段あまりないその通知に、 「何だろう」と思い、鐘マークをタップ…
二つ前の記事で、日食なつこ好きの小学生へお手紙を書いたことを書いた。 yamanyo.hatenablog.jp 木曜と金曜の二日間、宿泊学習に行っていたので、 一昨日、一日ぶりに夕方学校へ戻ってきた。 反省会を済ませ、最低限の片づけをし、 そそくさと帰宅しようと…
昨日、先週に引き続き、2週連続で、映画を見に行った。 先週の「海獣の子供」と並んで、見たかった「町田くんの世界」だ。 見たいと思ったのは、監督が石井裕也だったから。 「舟を編む」で一気に知名度が上がったが、 他にも、「あぜ道のダンディ」や 最果…