小学校教員にょんの日々ログ

毎日の出来事や考え、思ったことなどとにかくアウトプット!

最終日。 266

昨日は、R2年度最後の出勤日だった。

前回の記事で書いたサプライズを行うのが、最大の目的という出勤日。

(あと片付けと)

サプライズは11頃から行われた。

直前の先生たちでの作戦会議で、みんな職員室の後ろの休憩スペースに隠れておくことにした。

隠れた後、教頭先生が「緊急の打ち合わせしたいんで、職員室にお願いできますか?」と校長先生を呼びに行く。

職員室に入ってきた校長先生は、「あれ?みんなどうしたん?誰もおらへんやん。」とつぶやいていた。

笑いを押し殺し、隠れるぼくたち。

「あれ?さっきまでいてはったんですけどねー…?」とすっとぼける教頭先生。

そして、少しして、みんなで拍手と共に姿を現した。

ハトが豆鉄砲を食らったような顔とはまさにこんな顔かってぐらい、キョトンとする校長先生。

そんな中、定年お祝いの品と、寄せ書きをプレゼントした。

見た瞬間に、パッと笑顔になったのが、本当に最高だった。

「笑顔が咲く」って表現があるが、まさにその表現にぴったりだった。

みんなでひとしきりお祝いをして、サプライズは大成功の内に幕を閉じた。

 

そこからは教室の残った片づけ。

すみずみまできれいに掃除もし、次の先生と子どもたちに気持ちよく使ってもらう準備は万端。

職員室に戻ってくると、5時を回っていた。

目の前には、異動される先生がお二人。

まだ、最後の片づけにバタバタ忙しそうだった。

だからだろうか、何となくそのまま「お疲れさまでしたー」とスーッと帰ることができなくて、雑談しながら、職員室の机の上を、「もう何も片づけることないやろ」とツッコまれそうなくらいになってもまだ無駄に配置をいじったりして過ごした。

そして、「最後に一緒にギター弾きたいですねー」と話をしていると、みんな忙しいのに、合間を縫って30分ほどギターを一緒に弾くことになった。

時刻は6時。

ぼくともう一人の先生でギターを弾き、あと二人の先生が歌い、それを見てもうひとりが笑い…。

何曲か弾いた後、ゆずの「栄光の架橋」を熱唱して終了。

最後の最後に、ステキな時間をともにできて本当に良かった。

これまでの感謝を改めて伝え、職員室を後にした。

 

1つ心残りがあるとすれば、「今日で最後やから」じゃなくて、今日みたいな風景が日常にある職場にしたいなあと思った。

日々、みんな忙殺されてて、「そんな余裕ない…」感が、ぼくを含めあったけれど、今年はその反省も踏まえて、やっぱ「楽しい」って原点に立ち返りたい。

いかに、「緊急性はないけど重要性は高くて楽しいこと」をする時間を生み出していくか。

そんなことを考えながら、気合を入れる早朝5時。

でもまあ、気負い過ぎはよくないから、まあぼちぼち。