小学校教員にょんの日々ログ

毎日の出来事や考え、思ったことなどとにかくアウトプット!

なかなかの。 121

クラスのリフォームが少しずつ進んでいる。

子どもたちも4月当初より、ずいぶんリラックスしているように感じる。

教室を自分たちの居場所として、

より過ごしやすい場所にしていこうという雰囲気が出てきた。

だから、勝手に色々やる(笑)

しらん間に、画用紙使ってたり、

教室に見知らぬものができてたり(笑)

 

私的には、とってもいい感じ。

子どもたち、きちんと境界線は引いてて、

これは自分らの判断だけで勝手にやるのは、

さすがにまずいやろなあってことは、

事前に相談に来る。

まあ、相談に来ても、基本、

「まあ、やってみたら?」

って返すことがほとんどなんですけどね。

 

だから、失敗も順調に積み重ねている。

うまくいかず、すぐにポシャった企画もある。

でも、それよりも、うまくいかなかったら、

反省をして、早々に、

「第二回を〇月〇日の休み時間に開催します!」なんて告知してる。

頼もしい。失敗を恐れないようになってきている。

そして、教室のリフォームも、失敗しつつ、

その都度修整を加えながら、

自分たち好みの教室にカスタマイズをしている。

 

以前にお伝えしたソファもその一つだ。

 

 

yamanyo.hatenablog.jp

 

子どもたちだけでなく、おうちの方々もこの企画に賛同してくださり、

本当に毎日のように、材料の牛乳パックが届く。

そのおかげで、当初の予定よりも大幅に繰り上げて、

クラスソファ第一号が、ほぼ完成まできた。

 

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IKEA超え!?

いや、めちゃくちゃ本格的な仕上がりになってません!?

子どもたちもうれしくってうれしくって、

休み時間になると、ここでくつろぐ子たちがたくさんいる。

本を読んだり、友だちと話をしたり、会議をしたり、

教室の中に一つ、憩いの場ができた。

 

「こんなに早くできるとは思わんかった。」

 

「こんな本物みたいにできると思わんかった。」

 

とは、子どもたちの言葉だ。

私ももちろん、ソファなんて作ったことがない。

牛乳パックでできるというのも、

ネットでその完成形の画像を見たからだ。

計算なんてなかった。

「できそうだ」というあいまいな直感と、

「絶対すごいの作ってやろうぜ!」という私と子どもたちのやる気、

それだけで、ここまでこれた。

あれこれ考えて、石橋をたたいてる暇があったら、

こうして、まず飛び込んでみる、動き出してみるのもいいなあ。

そう思わせてもらえた、私にとっても大きな大きな経験になった。

 

このソファのうわさを聞きつけて、

今日は他の学年からもお客さんが見学に来た。

みんな鼻高々だ。

そう、やってやれないことはない。

みんなが「やろう!」とさえ思えば、

実現は可能である。

 

さあ、次は何をしようか。

まだまだ5年生は始まったばかり。

あと半年以上もある。

夢は膨らむばかり。