小学校教員にょんの日々ログ

毎日の出来事や考え、思ったことなどとにかくアウトプット!

美声。 120

今日の休み時間、クラスできれいな声グランプリが開催された。

「先生も参加する?」と主催者に聞かれたので、

「喜んで!」と仕事そっちのけで参加することにした。

 

参加者は、全部で4人。

じゃんけんで順番を決める。

私は、1番手。

サイコロを転がす。

出た目には、それぞれ主催者が割り振った言葉があり、

その言葉をできる限りきれいな声で発声するというのがルール。

 

何やこれ 笑。

 

おもろいの??

 

ねえ、そもそもおもろいの??

 

不安に駆られるが、もう後には引けない。

 

私が引き当てた言葉は、「こんぶ」だった。

 

こんぶて!!

そないええ出汁出えへんで、先生は。

てか、言葉のチョイスよ!!

なぜ選択肢にこんぶを入れた!?

これ、仮にめちゃくちゃきれいな声出したとしても、

「こんぶ」というワードの持つシュッとしてない感が、

声のきれいさを霞ませるんじゃないのか!?

その辺まで考えてるのか!?

のど元まで出かかったが、こらえた。

 

私は、持てる力の全てを発揮し、きれいな声で言った。

 

こーんぶ。

 

 

ちょっとアレンジを加えた。

「こー」の部分でロングトーン。はい、加点1ポイント。

そして、合わせてこの「こー」でビブラートを効かせる。

はい、加点さらに1ポイント。

「んぶ」のスタッカート。

はい、とどめの加点1ポイント。

 

たった3文字の中にも、最大限の工夫を忍ばせ、加点を狙う。

大人代表としての能力を惜しみなく出し切った。

 

結果、

 

 

 

 

 

最下位だった。

 

納得できない。

今回のグランプリも審判が買収されている可能性が否定できない。

この結果を受けて、今年度のToDoリストに新しい野望が加わった。

 

子どもたち主催のグランプリで何か一つでも優勝する!!

 

以上!!