小学校教員にょんの日々ログ

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Rockin'Radio at 大阪城野音 114

土曜日、FM802主催の野外イベント「Rockin'Radio」に行ってきた。

今回で3回目の3回目となるこのイベント。

この日は、雲一つない晴天で、カンカン照り。

11時の開場から、ラストの20時ごろまで実に9時間近くの長丁場。

体力の消耗は避けられない。

…というわけで、チケット取る段階からそれを見越して、

後方の芝生自由エリアにしておいた。

この選択が全てだったと、今振り返って思う。

木陰で座ってくつろぎながら、ゆっくり音楽を楽しめたからだ。

日差しによる消耗は最低限に抑えることができた。

 

さて、イベントの方だが、今回参加したのには、

お目当てのアーティストが何組か出ていたからに他ならない。

マカロニえんぴつ、サイダーガール、THE BAWDIES、King Knuの4組だ。

全8組中半分の4組が見たいアーティスト。

打率5割はなかなかなので、即申し込んだ。

 

ここからはイベントの記録をダイジェストで。

O.A.の北海道出身バンドKARMAが終わって、

トップバッターは、いきなりお目当ての一つ、マカロニえんぴつ。

ボーカルのはっとりがリハでウルフルズのバンザイを歌っていたのには、

いきなりグッときた。

1.鳴らせ

2.レモンパイ

・MCで802DJのだいごさんが、イベントスタート時のMCでしゃべりすぎて、

 リハが押すと暴露。いやー、そのだいごさんのMC聞きたかった。

 802愛あふれるMCだった。

3.ブルーベリーナイツ

4.青春と一瞬

5.洗濯機と君とラジオ

・個人的に、この3~5曲目の流れがすっごい盛り上がった。

 特に「洗濯機と君とラジオ」聞けて、耳幸せ。

6.ハートロッカー

7.ミスターブルースカイ

・ラストの「ミスターブルースカイ」、文句なしの青空の下で聞くこの曲は、

 文句なしだった。

 

二番手は、teto。

予習ほぼゼロ。

とっても元気なバンド。

転げまわって、叫んで、命を振り絞って演奏してるような、

そんな印象を受けるバンドだった。

でも、すいません。

長丁場のこの日、ここで体力を消耗するわけにはいかず、

ご飯食べたり、ビール飲んだりしながら、

ぼーっとお耳のBGMにしてた。

 

三番手は、サイダーガール。

前に見たのは、バナナホールでのワンマン以来か。

入場の時のS.E.がサイダーのシュワシュワ音で涼しげ。

この日は、ドラムがいつものサポートドラマーじゃなくて、

久々に、マネージャーがドラムだったらしい。

マネージャー兼ドラム 笑。

そして、そんな紹介があったからか、

ドラムに目が行きがちなサイダガになった。

ドラムのマネさん、めちゃくちゃ楽しそうに演奏してて、

その光景がものすごく幸福感にあふれてた。

1.約束

2.パレット

3.化物

4.なまけもの

5.クローバー

6.エバーグリーン

7.メランコリー

・一曲目から「約束」でテンション上がった。

 夏感がすごいな。まだ五月半ばやのに。

 「なまけもの」のけだるさがすごく好み。

 6~7曲目の流れは、鉄板だった。

 久々に聞いたけど、「メランコリー」のメロディのキャッチーさは異常。

 

四番手は、ビッケブランカ

この日一番の発見は、このビッケブランカだろう。

こんなに、ライブが楽しいアーティストだったとは。

全くノーマークだった。

だが、ノーマークだからこそ、発見にあふれ、楽しかった。

これだけ、色を変えられるのかという表情豊かな曲たち。

MCを含め、いつの間にか観客まで巻き込んで

楽しませるエンターテインメント性。

あと、ほんっまに歌がうまい。

「普段のライブなんかだと、もっとどんどん曲つないで、MCもびしっとしてるんだけどね。今日はあれだね。だらっとしてるね、オレ。夏のせい?夏のせいだね。」

ってゆうてたけども、その普段のライブとやらにも一度行ってみたいと思った。

何よりも、あまり生活の中に音楽を必要としないうちの奥さんが、

めちゃくちゃ楽しんでいた。

そういう人までも楽しませられるってすごいなって思う。

奥さんへの音楽へのスタンスを分かっているだけに、強く思った。

この感じはあれだ、レキシの池ちゃんに似てる。

奥さんの反応が、レキシのライブ行った時のそれに似てるから。

 

1.ウララ

2.natural woman

3.broken

4.さよならに来ました

5.lucky ending

6.夏の夢

・リハの時、スズメバチから逃げ回ってて、吹いた。

 「broken」のラップパートが早口すぎて、本人言いきれず、

 まさかの仕切り直し。吹いた。でも、めちゃくちゃカッコイイ歌。

 ハロウィン感?ドラキュラ感?アダムスファミリー?のイメージ。

 だれかこの感じわかりませんか?(語彙力の欠如 笑)

 「夏の夢」、たまらなくこの日のこの時間帯にぴったりだった。

 ケツメイシの「夏の思い出」をほうふつとさせるサウンド

 

ここから後半戦。

五番手は、Yogee New Waves。

4月に言った「SLOW DAYS」にも出演していたけど、

あまりの寒さに途中リタイアして、見ることができなかったから、

この日見ることができて良かった。

少し日が傾き始めて、この時間帯にヨギーを持ってきた主催者は、

本当に素晴らしい。ナイス采配。

どこからか風も吹き始め、ヨギーが演奏する曲たちを

一層引き立てていたように感じた。

 

1.summer

2.good night station

3.CAN YOU FEEL IT

4.bluemin'days

5.sunset town

6.climax night

・「初夏から夏にかけて、昼間から夕方にかけて野外で、

 ビールを飲みながら聞く最高の音楽」に認定です。

 ものっすごく心地いい。昼からぶっ通しではしゃいだ体に

 とっても優しい音楽たち。

 心なしか、芝生エリアのお客さんたちも

 みんないい意味で寝てしまってる率高かった。

 私も、ヨギーでだいぶビール進みました。

 生「bluemin'days」聞けて良かった。

 

六番手はsaucy dog。

こちらも予習はほぼゼロ。

「いつか」だけかな、知ってたのは。

すごい人気やった。

ボーカルの子、線細いのに、よう声出るなあ。

エモい声。気持ちが乗りやすい声って感じ。

1.good-bye

2.煙

3.?(わからへん)

4.真昼の月

5.ゴーストバスター

6.いつか

・やっぱり「いつか」は良かったなあ。

 ボーっと立ち尽くして聞いてた。

 聞いてる人をその曲の主人公にしてしまうような力が強い曲。

 

七番手は、THE BAWDIES

個人的にトリやと思ってたから面食らった。

やはり最近のKing Knu人気はそんだけすごいってことか。

最後に、みんなで「ワッショーイ!」ってやりたかった気もするけど、

まあ、いいか。

何か久々に見たTHE BAWDIESは、めちゃくちゃパワーアップしてた。

リハから「ちょっと試食してもらってもいいですか?」ってロイ。

最高かよ。「NO WAY」と「SHAKE IT BABY」やってくれた。

曲への入り方とかもなんか昔より凝ってた。

名探偵コナンをパロった小芝居、笑った。

もう「HOT DOG」やるんわかったから、はよやりぃな!

ってツッコみそうになるのをこらえながら、楽しんだ。

でも、やっぱシンプルで楽しくって、踊れて、笑えて、

そういう力強さが健在で、とても元気をもらえた。

 

1.IT'S TOO LATE

2.SING YOUR SONG

3.FEELIN' FREE

4.HOT DOG

5.YOU GATTA DANCE

6.JUST BE COOL

7.KEEP ON ROCKIN'

 

多分この日一番はしゃいだ。踊った。飛び跳ねた。

ごちゃごちゃ記録すんのも、「いいやん!」ってなっちゃう。

ただただ楽しい。シンプルにそれに尽きる。

 

そして、この日の最後は、King Knu。

オーラと言うか、会場の雰囲気もそれまでと違った。

会場全体が固唾をのんで、その登場を待っているような。

S.E.のsympa 1で登場したメンバーは、ただならぬオーラをまとってた。

会場中の期待を一身に背負って、それでも淡々としてるような、

それでいて、今にも爆発しそうな衝動をギリギリまでため込んでいるような、

そんな雰囲気。

 

1.Slumberland

2.sorrows

3.Vinyl

4.白日

5.Flash!!

6.prayerX

7.Tokyo Rendez-Vous

E.N.サマーレインダイバー

 

はい、圧巻でした。

すごい。演奏力の高さも尋常じゃないし、

聴くものを圧倒する曲たち。

生で「白日」「prayerX」聞けて、幸せ。

あっという間に終わってしまった。

時間の感覚がおかしい。

それだけ聞き入ってしまってたということ。

出だしの「Slumberland」で、鳥肌がブワァッと立った。

彼らがトリであることを、その演奏で強制的に納得させられた。

そりゃトリになるわ。

 

というわけで、大満足のRockin' Radioだった。

どれだけ大満足かと言うと、

一人で缶ビールを9缶開けてしまうくらい。

でも、全然酔うことなく、

酒でなく、音楽の方が、

酔わせる力が強いということが証明された一日だった。