石垣島旅行③ 86
早いもので最終日の3日目を迎えました。
前日、早々に眠りについたので、朝からとても元気。
この日は、10時からSUPをする予定だったので、
テキパキと準備を進め、9時半には、ペンションを出た。
ちょっとしたトラブルがあって、集合場所がずれたので、
集合時刻に遅れてしまったけど、
無事にSUPを始めることができた。
人生初SUP。
SUPとは、スタンドアップパドルサーフィンのことだ。
一本のパドルで左右交互に漕ぎ、海面を進んでいく。
インストラクターさんを見ると、サラッとやってるけど、
果たしてこれ、すぐできるようになるのか。
直前まで心配していたが、問題なかった。
すぐにサーフィンの上で立って、パドルで漕ぐこともできた。
今回の3日間の旅行の中で、一番天気も良く、
風がほとんどなかったのも、幸いだった。
初心者には絶好のSUP日和の条件が整っていたのだ。
すぐに慣れてぐいぐい海面を進んでいく。
川平湾は、どこまでも穏やかで、大自然に囲まれて、
ものすごく気持ちが良かった。
今、マイナスイオンとかバンバン出てるんちゃうかな。
そう感じるぐらいだった。
知らんけど。(知らんのかい)
一人で、SUPの気持ちよさに身を任せていて、
ふと我に返った。
あれ?奥さんが来ていない。
漕いできた方を振り返ると、
悲鳴が聞こえた。
「きゃああああ!!」
次の瞬間、奥さんは派手に海面に落ちた。
この日、SUP体験には、私たちを含め、
10人ほど参加していたのだが、
うちの奥さんが、初ダイブ。
さすが。
笑いの何たるかをよくわかってらっしゃる。
奥さんはその後、腰が引けてしまい、
しばらくボードの上に正座して、漕ぎ進めていた。
一寸法師か!!!
それでも、徐々に慣れてきて、
後半には、上手に立ってSUPしてました。
ずっと立って漕いでなくても、
疲れたら、座ったり、寝転んだりしてもいいし、
最初のレクチャーがあったあとは、
基本的に「好きにしてくださーい」というスタイルなのも良かった。
約二時間、人生初SUPを堪能。
「またやりたいな」と思える楽しさだった。
SUPが終わったら、一旦ペンションへ戻って、
シャワーを浴び、洗濯。
そして、石垣島での最後の晩餐に備え、
昼から夕方まではのんびり過ごすことにした。
シャワーの後、ペンションの近くにあった
「ミルミル本舗」というアイスクリーム屋さんへ。
外のテラス席でのんびりアイスを頬張った。
甘い。うまい。幸せ。
日陰の気温がちょうどで、心地いい。
1時間半ぐらいダラダラ。
十分休憩してから、再びペンションへ。
時刻は4時。
この日は、タクシーの運ちゃんにおいしいと聞いていたお店を予約済み。
それまで3時間ほど時間があったので…
昼寝。(どんだけ惰眠を貪るねん!!)
今回の旅で思い知ったのだ。
もう二人とも、そない若くない。
一日中、あちこちはしゃぎまわっていると、
本当に楽しみたいときにガス欠になる。
だから、選択と集中が大事なのだ。
全部は欲張れない。
だから、私たちは、この3時間を睡眠に使った。
おかげで、元気120%。
レンタカーで予約したお店「こてっぺん」へ。
空腹を一気に満たすのではなく、
少しずつ注文し、ちょこちょこ食べて、楽しんだ。
うまーい!!
2時間ほど島料理の数々に舌鼓を打った。
そして、「こてっぺん」を出て、
2軒目はもちろん、バー「North&South」へ!
マスターとのおしゃべりを楽しみつつ、
お酒を浴びるほど飲んだ。
沖縄で作られているという(それ自体珍しい)日本酒「黎明」もいただいた。
ハイボールを飲みすぎた私は、
奥さんににらまれ始めたので、
それを合図に最後の夜をお開きにすることにした。
帰ったら、言わずもがなの爆睡。
翌朝まで一度も起きることなく、ぐっすり。
今回の旅行は、自分たちの旅の新しいペースを把握できたり、
SUPという新しい楽しみを見つけたり、
今まで以上に、またここに帰ってきたいなと思える人たちと再会したり、
発見や収穫の多い旅だった。
さあ、次はGWの10連休に、
今年のTo Do Listにも書いた「瀬戸内芸術祭」へ行こうと思う。
奥さんに、行きたい旨を伝えると、
「じゃあ、今回はにょんが企画やな。よろしく!」
と言われた。
はい、頑張らせていただきます!!