小学校教員にょんの日々ログ

毎日の出来事や考え、思ったことなどとにかくアウトプット!

決断。 105

今日、人生の中で大きな決断をした。

この決断が、正しかったのかどうか、今はまだわからない。

でも、決断した。

これからは、この決断が正しかったと、

未来の自分がそう思えるように生きていくだけだ。

 

出会いは、ずいぶん前になる。

まだ私は高校生くらいだったろうか。

出会ってすぐ夢中になったというよりは、

徐々に夢中になっていったという方がしっくりくる。

重ねた年月の分だけ、「好き」も積もっていった。

毎週会うのが楽しみで、

そのことを想うと、平日の景色も違って見えた。

早起きだってちっとも苦じゃなくなった。

いつも私をワクワクさせ、驚かせ、

幸せな気持ちにしてくれた。

この気持ちは永遠に続くと、あの頃の私は疑いもしなかった。

 

でも、時は流れ、心は変わる。

関係も変わっていく。

誰だって、ずっと変わらないままではいられないのかもしれない。

最近は出会っても、昔ほど心がときめかないことが増えた。

本当は、もっと前に気付いていたけど、

そんな自分の気持ちに、見て見ないふりをしていた。

その気持ちが本物だということを認めてしまうと、

何かが変わってしまうんじゃないかと怖かったのかもしれない。

 

でも、今日、そんなどっちつかずの自分に区切りをつけた。

別れる決断をしたのだ。

別れてみると、そこまで自分の心が乱されていないこと気付いた。

あんなに大好きだったのに、ここまでドライに別れられるのか、

いや、こんなドライな気持ちのまま、

騙し騙し関係を続けたとて、

遅かれ早かれ、こうなることは目に見えていたはずだ。

その日が、今日なのか、もっと後なのか、それだけだ。

 

でも、今は感謝しかない。

私に色んな世界を見せてくれた。

日常に彩を与えてくれた。

 

また、どこかで私との運命が交わる時が来るかもしれない。

ないとは言い切れない。

 

だから、

 

だから、その日まで。

 

さようなら。

 

ありがとう、

 

本当にありがとう。

 

 

 

週刊ヤングジャンプ」。