ただの観察です。 250
今週から分散登校が始まった。
二日間かけて、地区別でクラスの半分ずつ子どもたちが登校してくる。
会うのは2回目の子どもたち。
はじめこそ、緊張していたけれど、一緒に遊んだり、話したりするうちに、緊張もほぐれて、やわらかい笑顔を見せてくれるようになった。
そんな登校日のある男の子とのやり取りがもう最高におかしくって、今でも思い出して笑ってしまう。
それは、登校日の2時間があと10分ぐらいで終わる、というときに起きた出来事だった。
男の子「先生!俺の嫌いな食べ物何やと思う?当ててみて!」
ぼく「んー、そうやなあ。じゃあさ、3択クイズにしてよ。」
男の子「わかった!んー、じゃあ、いくでー!」
ぼく「はいはい、どうぞ!」
男の子「俺の嫌いな食べ物は何でしょう?」
ぼく「うんうん。」
男の子「一番トマト!二番…えーっと、何にしよかな…あ!わかった!二番コンソメスープ!三番はー…えーっとちょっと待ってな。んーっと…あ!麻婆豆腐!さあ、何番でしょうか!?」
ぼく「一番トマト!」
男の子「えー!?なんでわかったん!?」
最高かよ。
かわいくってかわいくって。
何度思い出してもにやけてしまう。
明日からの登校日第2弾が楽しみすぎて仕方ない。