AIMYON TOUR 2019 -SIX SENSE STORY- at 神戸ワールド記念ホール 216
12月14日(土)、あいみょんのライブに行ってきた。
10月23日のオリックス劇場でのライブ以来、一か月半ぶりのあいみょん。
今までで一番再会までのスパンが短かった。
こんな短いスパンであいみょんのライブに行けるなんて、なんたる幸せ。
しかも、今回、指定席の場所がめちゃくちゃ良かった。
一番前の真ん中から一つ右側のA5ブロックの7列目!!
あいみょんが近い!!
前回は2階席の一番端っこあたりだったから、余計ありがたみを感じる。
会場には、幅広い年齢層のお客さんが詰めかけていて、あいみょんの国民的な人気ぶりがうかがえた。
ライブは、6時ちょうど、予定通りにスタート。
アリーナで初めて見るあいみょん。
どんな感じなんだろう。
胸が高鳴る。
と、同時に少し不安も。
こんな6000人規模のアリーナの中で、自分の目にあいみょんはどう映るのか。
幕が開き、あいみょんが姿を現す。
一曲目は、「ら、のはなし」。
めちゃくちゃ好きな曲で、のっけからテンションがぐわーっと上がった。
イントロが始まった時の高揚感が忘れられない。
前回同様、MC少なめで、どんどん曲やる。
どの曲もキラーチューン過ぎて、えげつない。
改めてあいみょん旋風のすごさを思い知った楽曲たち。
ライブの中盤から、弾き語りゾーンに突入した。
最小限の照明の中で、あいみょんがギターをかき鳴らす。
それまでのバンドバージョンから、極端にそぎ落とされた視覚情報。
でも、そのせいもあるのだろうか、かえって生身のあいみょんの存在感が際立って輝きを放っていた。
6000人を前にしても、小さくなるどころか、よりその生命力というか、人間力というか、そんなものを強く感じた。
圧巻だったのが、「Tower of the sun」。
あいみょんの口から放たれる言葉の一つ一つが刺さる刺さる。
悔しさや無力感や絶望、それでもなにくそと歯を食いしばって未来へ進もうとする、そんなイメージがシンプルな弾き語りでガンガン伝わってきた。
知らぬ間に、この曲に今の自分を投影させていたことに気づいたのは、ライブが終わってしばらくしてからだった。
弾き語りからバンドスタイルへ戻る前のつなぎの一曲。
「せっかくやから古い曲もやろうと思って」
そう言って、始まったのが大好きな「おっぱい」で、むちゃくちゃうれしかった。
アコースティックバージョンの「おっぱい」、めちゃくちゃいい。
聞くたびに、曲だけでなく、あいみょんという人間を好きになっていくような感覚が、ずっとある。
今回もまさにそう。
中盤で少ししっとりした後、後半戦は、怒涛のヒット曲ラッシュ。
「夢追いベンガル」「貴方解剖純愛歌~死ね~」「マリーゴールド」「空の青さを知る人よ」「満月の夜なら」
いやいや、当たり前やけど、どんだけええ歌持ってんねん。
捨て曲一切ないやんか。
ちょっと重ね着してきたのを後悔するぐらい盛り上がった。
最後は「君はロックを聴かない」の大合唱からの、「GOOD NIGHT BABY」でフィニッシュ。
言うことなし、パーフェクトな2時間だった。
次はいつライブに行けるだろうか。
今から楽しみで仕方ない。
P.S.
個人的なハイライトは、一緒に行ってた奥さんがMCの時、「月曜日誕生日ー!」と叫んだら、「え、ほんま?おめでとー!何歳になんの?」と返事してくれて、「37歳ー!!」と素直に年齢を伝えたら、「えー、人生の先輩やん!おめでとー!」と言ってくれたことだ。
いやー、行動力半端ない。
やっぱ何でも「とりあえずやってみる」って大事やなーとこんなところでも実感し、反省した一日だった。