バームクーヘン。 73
数日前、以前家の職場で働いていた講師のポニー君(仮名)が、
卒業式の祝電と差し入れを持ってきてくれた。
何とも律儀な彼らしい。
彼が差し入れとして持ってきてくれたのは、
バームクーヘンだった。
ホールのやつだ。
ドーナツの巨大版みたいなの。
こうした差し入れは、毎年、親睦会担当がみんなに配る。
今年の親睦会担当は二人いて、その内の1人は、キリン(仮名)だった。
※キリンに関しては、以下の記事にも登場。よければどうぞ。
キリンはぼやいていた。
「普通、差し入れって個装されたやつ持って来るやろ~!バームクーヘンて!ホールて!」
ここで誤解のないよう、断っておくが、
キリンとポニー、そして、私は、お互いをいじれるぐらい仲良しだ。
そんな関係性ありきの発言であり、キリンが根性悪いのではない。
確かに、自分が親睦会担当で、ホールのバームクーヘンがやってきたら、
そりゃあ、個装のフィナンシェなんかよりはテンション下がるやろうけど。
でも、相手はポニー君、気心知れた仲である。
ゆえに、私とキリンのおふざけトークは加速する。
キ「メール送ったろかな 笑」
私「送るなら『差し入れありがとう。バームクーヘン切れてなかったよ。』って送ろ。」
キ「ハハハハハハ(笑)」
私「んで、追加で、『いや、別にバームクーヘンが切れてなかったからってキレてるわけじゃないから。』って送ろう!」
キ「それええなあ(笑)」
僕たちは悪い先輩です。