小学校教員にょんの日々ログ

毎日の出来事や考え、思ったことなどとにかくアウトプット!

VISION DRIVEN発見‼ 236

昨日、ビジョン思考に関する読書記録の記事を書いた。

で、家に帰ってきてから、ボケーっとテレビを見てたら、ビジョンドリブンを発見した。

それは、夕方の情報番組「ミント」の中のたむけんのコーナー。

「学校に行こッッ!」でのこと。

今日は、これまでに放送した中から、チョイスされた学校の生徒たちの総集編。

その中で、僕の目はある男子生徒に留まる。

桜塚高校の梶くん。

番組が彼と出会ったのは、彼が高校一年生の時。

教室に訪れたスタッフの前で、彼はカメラに向かって自分の秘めた思いを打ち明ける。

 

「高校の文化祭でウォーターボーイズをしたい。だれか一緒にやりましょう!」

 

緊張しているのは、画面越しでも十分に伝わった。

それを全国放送のテレビカメラの前で言ったのだ。

とんでもない勇気だと思った。

自分が同じ立場だったら、自分のやりたいことを堂々と言えるだろうか。

いや、そもそもそこまでして自分のやりたいことって何だろう。

教育には違いないのだけれど、それをどんな言葉で、どんな風に伝えるだろう。

 

梶田くんは、その後、全クラスを自分で回り、同志を募る。

そして、そこから2年間、フォーメーションや音楽、振り付けなどを全て自分で考えて、決めたのだ。

ちなみに梶田くんは、水泳部ではない。

バスケ部である。

3年の夏までは、部活を普通にやっていた。

でも、家に帰ってからは、ウォーターボーイズのことばかり考え続け、3年の文化祭でついに、夢を実現させた。

本当に素晴らしいなと感動した。

 

彼を突き動かしていたのは、間違いなく「ビジョン」だった。

「どうしても実現させたい」、その思いが他のどの要素よりも大きな力を持っていた。

専門家に教わったわけでもない。

シンクロの経験があるわけでもない。

 

それでも、彼は実現させた。

彼の「ビジョン」に共感した仲間が大勢集まり、文化祭当日の演技も、言われなければ、それはもともとそういう活動をしていた部活に見えるほどの出来ばえだった。

最初から、計画があったわけでも、見通しがあったわけでもない。

でも、何よりも強い「ビジョン」があった。

それに突き動かされるように、とにかく実現に向けてがむしゃらにやってきたんだろうと思う。

番組では、尺の関係もあって(?)、そういう苦労の部分はあまり取り上げられていなかったけれど、きっと一筋縄ではいかなかったはずだ。

 

ただただ、夢の実現に向けて、ひたむきな彼の姿から、先日の「ビジョン思考」が実感を伴って腑に落ちた。

ものすごく勇気をもらった。

 

自分のやりたいことは何か。

何をおいても実現させたいことは何か。

それを、言語化して説明できるか。

人に伝えることはできるか。

 

まだまだだなあ。

でもこれからだなあ。

昨日のワークをいろいろやっていく中で、見つけて言語化していこう。

焦らない焦らない。