3連休③。 193
あっという間の3連休最終日。
【9月16日】
この日は、以前勤めていた職場の元同僚の後輩からお誘いがあって、京都文化博物館で開催中の「ニッポン×ビジュツ展」という特別企画を鑑賞しに行った。
メンバーは、元同僚のYちゃんとKちゃんと、Nさん、そして私と奥さんの合計5人。
3時に京都文化博物館で待ち合わせをして、約二時間鑑賞を楽しんだ。
気兼ねなく、なんでもいえる仲なので、ああでもないこうでもないと時折互いの感じたことを話しながら、作品鑑賞に没頭した。
特に、若冲や北斎、広重に応挙と、日本の有名な作品が多く見られたのが、すごくいい経験だった。
今、週に1回程度、朝鑑賞に取り組んでいることもあって、「この作品、いいかも。」とか「この絵やったら、子どもたちどんな反応するかなあ。」とか、終始、そんな感じで対話型鑑賞の題材探しの視点で見て回っている自分がいた。
隅々まで鑑賞して、博物館を出てみると、時刻は5時。
というわけで、体調のすぐれなかった奥さんは一足早く家に帰り、残った男4人で、京都の町に繰り出して、飲むことにした。というか、もともとそういう予定だった。
三条方面へ歩きつつ、店を探した。
4人もおって、割と優柔不断で、結構歩く羽目になった。笑
でも、30分ぐらい歩いて、ようやく一軒目のお店に入った。
スペインバルだった。
ギネスで乾杯をして、互いの近況を報告し合った。
2杯目を飲み干した後、店を出て、出たと思ったら、2軒先にあるジンギスカン屋で続きをスタート。
何気に人生初めてのジンギスカン。
おいしかった。
一人を除いて、みんな教員。(一人は管理職)
話題は自然と、仕事の話に。
みんなそれぞれの職場で、それぞれの立場で、日々試行錯誤を繰り返し、仕事に打ち込んでいることを再認識した。
自分も頑張らなければという思いを強くした。
瓶ビールを6本ほど空けた頃、店を出た。
まだ、時刻は浅い。
というわけで、3軒目。
高瀬川沿いのビルの2階にある海鮮料理屋へ。
みんなだいぶ出来上がっていたので、お刺身をつまみに、ハイボールで乾杯。
話は、互いの教育観へと展開していった。
このメンバーでいることが、私はすごく好きだ。
会えば最高にくだらないことで笑い合えて、バカができて、それでいて、互いの信念のような根っこの部分の話もできる。
このメンバーで、互いの教育観について語ると、他のメンバーの教育観に刺激を受けて、自身の教育観が揺さぶられたり、明確になる部分があったり、色々な気付きが得られる。
すごくすごく大切な人たちだ。
一時期、みんなが同じ職場で、学校を良くしていこうと、ともに仕事に取り組んだ仲でもある。
今回のように、誰からともなく声がかかって、たまにみんなで集まって、くだらない話から真面目な話までできるのが、本当にありがたい。
いつもいつも、会うたびに思う。
とても感謝しています。
いつもありがとうね、Yちゃん・Kちゃん・Nさん。
こういう話ができる相手がなかなか現実世界にいない。
本当は、もっと日常的に職場の人たちとこういう話ができたらいいなとも思うんだけれど。
まあ、数いればいいってもんでもないということもあるのだけれど。
本質について対話できる機会や場は、これからもっともっと大事になってくるだろうなという直感はある。
だから、今あるそういう場を、つながりを大切に大切に、守り、育てていきたいなと思った。
同時に、自分の周りにも、そういう場を、機会を、広げていきたいなあと思う。