小学校教員にょんの日々ログ

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AIMYON vs TOUR "ラブ・コール" at Zepp Osaka Bayside 125

5月31日(金)、あいみょんの対バンツアー「ラブ・コール」に行ってきた。

あいみょんが本命であるのはもちろんだが、

今回は、対バン相手も初めて、かつ、めちゃくちゃ楽しみなバンドだった。

対バン相手は、My Hair is Bad

クリープハイプのアルバム「世界観」の初回限定盤についていたDVD。

その中に収められていた短編映画「ゆーことぴあ」、

その映画の主演を務めていたのが、

マイヘアのフロントマン、椎木知仁だった。

劇中、椎木が自身の楽曲「真赤」を弾き語るシーンがある。

全身に鳥肌が立ったあの感覚は今でも忘れられない。

その弾き語りの衝撃は、いまだに色褪せず鮮明に記憶に残っている。

そこから、マイヘアを聞くようになり、すぐに好きになった。

 

そんなマイヘアとあいみょんの対バン。

私にとっては、まさに夢のような2マンである。

平日の仕事終わりになることはわかっていたので、

変に焦ってしまわないように、2階の指定席でチケットを取った。

結果として、それがとても功を奏した。

 

仕事を終え、一旦家に帰ってから、奥さんと車に乗り、

会場であるZepp Osaka Baysideへ向かった。

 

指定席は、2階5列目ど真ん中だった。

舞台全体が良く見える。

 

7時。舞台が暗転し、第一部がスタートした。

 

My Hair is Bad

 

1.惜春

2.グッバイ・マイマリー

3.接吻とフレンド

4.ドラマみたいだった

5.舞台をおりて

6.真赤

7.クリサンセマム

8.元彼氏として

9.フロムナウオン

10.戦争を知らない大人たち

11.いつか結婚しても

12.アフターアワー

 

どの曲もすごくすごく良かった。

衝動的で、刹那的で、はかなくて、せつなくて、やさしくて。

大好きな大好きな「真赤」、ようやく生で聞けた。

ただただ身動きできず、じっと固唾を飲んで、聞き入ってしまった。

 

個人的なハイライトは、あいみょんとの出会いや

あいみょんに対して思っていることを

ギター演奏に乗せて、弾き語るようなラップしているようなところだ。

この日のために、嘘のない言葉をその場の熱量で、

会場のどこかで聞いているであろうあいみょんに向けて、

会場で自分たちの音楽を聴いている観客に向けて、

時に情熱的に、時に日常的な出来事を語るように淡々と。

それは、不思議な感覚だった。

今、この瞬間、本当に生の音楽が生まれる瞬間に立ち会っているような、

とても感動的な体験だった。

その中でクライマックス、椎木は語った。

 

「オレらの仕事は、ロックバンドの仕事は、言い切ることかもしんない。

 間違ってたとしても、それを『正しい』って、

 オレらが決めて、オレらが言い切るんだ。」

 

そんな言葉だったと思う。

その言葉が、すごく胸に熱く響いた。

すごいな。冷静に考えたら、むちゃくちゃやん。

でも、何だろう。

きっとそのむちゃくちゃさに救われることがきっと、ある。

理屈や正論を越えて、暴力的なまでの肯定するパワーが、

必要な時って、ある。

そんな言葉を命を燃やすように語るマイヘアは、

だからとても魅力的だ。

音源も最高だが、ライブはその上を行った。

 

転換の15分ほどをはさんで、本編はスタートした。

 

あいみょん

 

1.マリーゴールド

2.ふたりの世界

3.今夜このまま

4.ハルノヒ

5.鯉

6.恋をしたから

7.あした世界が終わるとしても

8.夢追いベンガル

9.愛を伝えたいだとか

10.君はロックを聴かない

11.GOOD NIGHT BABY

EN.貴方解剖純愛歌~死ね~

 

一曲目からいきなりマリーゴールド

会場が一気にあいみょんワールドに引き込まれるのが、

上から見ていてもはっきりと分かった。

そのペースでいくかとおもいきや、

二曲目でふたりの世界。

会場全員で、「まだ眠たくないの〇〇〇!」と叫んだ。

あー、気持ち良かった(笑)

そして、今夜このままからのハルノヒ。

改めて思うが、どの曲もキラーチューン過ぎて、

どれも口ずさんでしまう。恐るべし。

「鯉」は今回初めて聞けて良かった。

ギターの裏拍がすごく好きな曲。

そして、次は「恋をしたから」。

バンドは、演奏をお休み。あいみょん一人での弾き語り。

でも、存在感がすごい。

ずっと弾き語りで勝負してきたあいみょんの自信がにじみ出てて、

すごく安心して見てられる。

アルペジオ、きれいやったなあ。

あんなん弾けるようになりたい。

そして、後半、怒涛のまたキラーチューンオンパレード。

大好きな夢追いベンガルが聞けて、幸せ度が最高潮に。

君はロックを聴かないの一体感は凄まじかった。

まさにアンセム!!

みんなで歌ったサビは、鮮烈な思い出としてこの先も消えないだろう。

そして、GOOD NIGHT BABYで締めくくり。

さらにアンコールでは、貴方解剖純愛歌~死ね~。

これも大合唱。

2マンで、持ち時間が1マンの半分なのは当然だが、

それを差し引いても、一瞬で終わってしまった夢のような時間だった。

こんなに有名になっても、飾らない人柄で、初めて見た時と変わらない

あいみょんをますます好きになった。

次は、10月と12月のワンマンツアー。

今から待ち遠しくてたまらない。