あいみょんv.s.妻② 124
今週の金曜日、朝からニヤニヤが止まらなかった。
待ちに待ったあいみょんの対バンツアー
「AIMYON vs TOUR 2019 "ラブ・コール"」へ行くからだ。
しかも、対バン相手は、My Hair is Bad!!
神懸かっている組み合わせに、当選したときは、狂喜乱舞した。
そのライブが、控えていたのだ。
加えて、週末の「今日で今週終わり」感!!
だから、朝からずっとニヤニヤしていた。
クラスの子どもたちとも話していて、ニヤニヤして、
「今日、先生あいみょんのライブ行くね~ん♪」
と言った。
普段から、私のあいみょん好き話を聞きなれている子どもたち。
特に、大した反応はない。
少し寂しい気もするが、まあ、そんなことは大したことではない。
私があいみょんのことで、浮かれていると、
決まって子どもたちはお決まりの絡みをしてくる。
この日もそうだった。
「先生、あいみょんと奥さんどっちが好き?」
「え、あいみょん。」
「うーわ!わっるぅ!わっるぅ!奥さんかわいそう!!」
「いやいや、いつも言うてるけどさ、奥さんとあいみょんやったら、『好き』の次元が違うやん。だから、まあ、本来比べること自体がおかしいわけ。わかる?あいみょんは手の届かない憧れみたいな人、奥さんは先生のこの現実世界にいる人。ね?」
すると、ある子が、
「じゃあ、あいみょんと結婚できるってなったら、どっち選ぶん?」
私は、そこで一瞬、妄想してしまった。
あいみょんとの結婚生活を。
子どもたちは、時に大人でもぞっとするぐらいに鋭い観察眼を見せる。
この時もそうだった。
ちょっと一歩引いて、私たちの会話を聞いていたある女の子。
じっと私の目を見ている。
それは、まさに「射貫かれている」感覚だった。
何も言わない彼女の目は、私に雄弁に語りかけていた。
「どう答えるかわかってるやんな、先生?」
私は、彼女の雰囲気に圧倒されてしまった…わけでは決してないが、
「そりゃあ、やっぱ奥さんちゃうかなあ。」
周りの子が、期待していた答えと違ったことに、
どこかがっかりした様子だったのに対して、
その女の子は、私の目をしっかり見据えて、
大きく「よし。」とでも言わんばかりに大きく首を縦に振った。
いや、誰目線!?笑
奥さんの親友か!!笑
子どもって、すごい。