小学校教員にょんの日々ログ

毎日の出来事や考え、思ったことなどとにかくアウトプット!

企みの予感 13

始業式から明けて、翌日の昨日。

準備を終えて、職員室を後にする。

教室の近くまで来るが、始業式のようなにぎやかな声が聞こえてこない。

「朝の会やってんのかな?」

「それも終わって、朝読書してる?」

あれこれと思考を巡らせながら、そっと教室のドアを開けた。

 

全員が私を見ていた。

ギョッとした。

そして瞬時に、「何かしかけたな。」と思った。

この子たちと過ごしてきたこれまでの日々が、私をその直感へ向かわせる。

まずは、ドアを確認。

 

…うん、黒板消しはセットされていない。(昭和か!)

 

ドア回りも確認。

 

…変な飾りつけがされてたりは…なし…か。

 

前後の黒板を確認。

 

…落書きもなし…か。

 

そこまできて、別の可能性に思い当たった。

 

あれ?…ひょっとしてぼくズボンのチャック開いてる?

 

こっそり確認する。

 

…開いていない。

 

髪の毛に何か…ついていない。

服にごみやテープが…ついていない。

 

これらの確認にかかった時間は、1分くらいだろうか。

 

その間、じーっと私を見つめ、無言の子どもたち。

 

絶対何か企んでる、これー!!

 

しかし、何かがわからない。

ゆっくり教室を見回って、自分の席へたどり着いた。

 

んー、やはり気のせいなのか。

私の単なる思い過ごしなのだろうか。

 

すると、誰かが言った。

 

「みんな、絶対に先生にゆったらあかんで。」

 

 

 

いや、絶対企んでるやん 笑!!!

 

子どもたちとの日々はいつだって刺激的なやり取りで満ち溢れています。

企みが分かり次第、ご報告させていただきます!